2017年8月15日火曜日

Kaffeekspressen:デンマークで立ち寄った喫茶店もろもろ(2014~2015) その4

 
 Kaffeekspressenです。デンマークで一番お気に入りの喫茶店。以前は通りにワゴン車を泊めて頑張っていた小さな移動喫茶が、2014年よりちゃんとした店舗を持つようになった(おめでとう)。

 オーナーは2017年8月時点でも週末だけワゴンで頑張ってるらしい。平日は休みみたい。夏季になると月曜日以外はオープンしているらしい。


 店のカウンターはデンマークでは普通な感じ。ケーキやパン類もカウンターにあるものだけという超質素。

 入り口すぐ左の壁に貼ってるあるメニュー。ドリンクの品数も少なくて、とてもシンプル。吉野家牛丼より分かりやすい。

 カプチーノとミニケーキ。お茶室で出されるようなどんぶりタイプのコーヒーマグと和菓子サイズの濃縮ケーキ。デンマークでは一番の美味しいケーキ(だと勝手に思っている)。

 たまには違うものをということで、エスプレッソとチョコケーキ。デンマークの珈琲はどこで飲んでもフルボディな濃さ(少ない経験上)。チョコケーキはほとんど100%チョコかと思うほど濃厚。日本に帰国すると珈琲とケーキが軽すぎでがっかりしそう。



 2017年8月になっても同じ味。さすが! こんなにでかいモカチーノ(お茶室でみるような茶器と同じくらいのサイズ)ということは4杯分くらいのエスプレッソを飲んでいるんじゃないのか。ケーキの名前はたぶんApplesintop(やっと覚えた)。いつもロイヤルコペンハーゲンの小皿で出されるのがやはりデンマークだなぁと思わせる部分。


 何度も来てると、結局いろんなお菓子を試してしまう。白いクッキーの塊みたいのは、ホワイトチョコにナッツやブルーベリーが練り込まれたようなもの(だと思う)。
 15デンマーククローネなので、(1クローネ=17円、2017年8月現在)だと260円くらいの一粒菓子ってところでしょう。エスプレッソのサイズと比べると、本当に一口分のサイズなのが分かる。ただ、なかなか固く作られているので、食べるときに注意が必要かも。
 手のひらにすっぽり入るくらいのパンもある。白いまな板みたいな皿にバターとナイフを添えてそのまま出してくれる。ヨーロッパのパンは日本のと比べて固めだけど、本当に美味しいと思う。立てに切るのでなく、横に切って、ハンバーガーのように上と下のパンに分けるのが、普通のやり方らしい。

 この店の客層のせいなのか、ここでは何故かスマホをいじる人がほとんどおらず、無造作においてある本や新聞を勝手に読んで、読み終わるとまた元の場所にポイッとおいている。客同士でも、ちょっとした会話をしたり、店員も食べたいときは、客席に座ってササッと食べたり、コーヒー飲んだりしちゃう。目が合えば軽く笑顔で挨拶してくれるし、トイレに行こうとしたらそばに座っていた客がドアを開けてくれた(トイレから出ようとしたら、またドアを開けてくれたときにはさすがに驚いたけど)。
 そういう店なんだな~と、改めて高感度アップ。




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